まずは眠り姫、天使さん。
分身の感情を大量に取り込んだ天使さんは寝込んでしまいます。
ゆりも責任の一部は自分にあるといいますが、音無君に慰められます。
一方、戦線のメンバーたちは今後についての話し合い。
議題は目覚めた後の天使さんについてです。
椎名が喋った事にも、事態の重大さが現れています。
その間、竹山君は解析、TKと五段で見張りとさりげなく出番のアピール。
音無君は疲れたのか、眠ったようです。
催眠によって思い出した記憶には続きがあるようで、回想に入ります。
事故でトンネルに閉じ込められ、凄惨な車内を目の当たりにします。
取り敢えず一人を助けた後、救助を呼ぼうにも携帯は圏外。
仕方なく、先程助けた五十嵐君と協力して、人命救助を優先します。
一段落後、反対の出口を見に行くも、こちらも落石で出られません。
それどころか、音無君自身も怪我をしているみたいです。
救助が来ないまま、七日目。
もう持たないと悟ったのか、ドナーカードを書き始めます。
健康保険証の裏面にあるんですね。中々画期的です。
コレを残しておけば、自分がダメでも他の誰かの役に立てる、と。
そんな音無君に同調して、他の人たちも書き始めます。
残念ながら、救助が来る直前に事切れてしまったようです。
目が覚めると、天使さんが優しくお出迎え。
と思いきや、壮絶な戦いだったと告白します。
どうやら意識下で取り込んだ分身の感情と戦っていたようです。
そして音無君の記憶告白タイム。
思い残すことが無ければ消えてしまうといいます。
ところが、音無君は消えません。
戦線のメンバーが自分みたいに報われた気持ちになって、皆でこの世界から去りたい。
新しい人生も悪く無いと気づいて欲しい、と。
そして意外な事実が判明、というか誤解が解けます。
天使さんはこの気持ちを知って欲しいが為、行動していたということです。
この世界は、青春時代をまともに過ごせなかった人が来ること。
若者達の魂の救済場所であること、が判明します。
さらに新たな事実が判明します。
戦線のメンバーが思う様に、好んでここにいるわけではない、
人生の理不尽さに抗っているだけ、と言うことではなく、
理不尽じゃない人生を教えてあげたい、人並みの青春を送らせてあげたい、
と言う感情から、奏はここに留まろうとする連中を説得していただけでした。
そんな些細な認識の違いから、今では抗争に発展していること。
音無君は天使さんの不器用さを嘆きます。
天使さんも、それについては重々承知しているようです。
そして、音無君がいれば誤解を解けるかもしれないので、協力して欲しい、と。
さらに音無君が消えない理由に、天使さんの味方になれないかと、言うことがあるのも
申し出の一因になっているようです。
そんなわけで、音無君の裏操作が始まります。
まずは生徒会長復帰。
一方、答案巣すり替えの実行犯は反省文。
錐もみ飛行が無駄になったことで多少もめます。
そして、天使さんは好戦的な方が残ったと説明されているようです。
音無君も中々の策士ですね。
それにしてもゆりっぺの悲しそうな表情、何か気づいているのかもしれません。
最後に全てが終わったら、自分達はどうなるのかと自問した所で終了。
全てが終わっても、天使さんだけ残るんでしょうか。
音無君はそんな事は許さない気がします。
・音無君だけ一緒に残り、支え合って生きていく
・天使さんと世界ごと消滅させる
・新しい天使は神がまた創るから、と天使ではなく橘奏として、一緒にこの世界を卒業
くらいですかね、拙い想像力で思い浮かぶエンディングは。
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